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友進 ※R-18

  • pwannex
  • 8月26日
  • 読了時間: 6分

※前に書いた友進の続きっぽいやつ(手淫のみ)


「進さん、好きです……大好きです」

「うん……僕も、友沢が好きだよ……」

 進さんは俺の首に手を回して抱きつき、そう囁いてから恥ずかしそうにはにかんだ。その表情があまりにも可愛くて、俺は思わず進さんを押し倒すようにしてベッドへと横たわらせる。

「すみません、乱暴でしたか?」

 性急すぎたかと思い、一度進さんから身体を離して様子をうかがう。

 小柄な進さんと接していると、自分の身体の大きさをまざまざと感じさせられる。進さんの手を握れば小さく、腰を抱けばとても細くて――逆に言えば、俺のそれは進さんからすれば大きいということだ。

 それが他者に与える威圧感であるとか、そこから出る力が他者に与える痛みであるとか……それらは自分が思っている以上に相手の負担になっているのかもしれない。

「ううん。いいよ、このままで」

 俺の心配をよそに進さんは小さく笑って俺の背に手を回してくる。それに応じるように進さんの肩に顔を埋め、細い腰にそろそろと両腕を回した。

「……その……本当にいいんですか……?」

「うん」

 俺の問いかけに進さんはこくりと頷く。

「僕も……友沢としたい、な」

 少年のような幼さを残す進さんの声が、甘い色香を帯びて俺の鼓膜を揺さぶった。

「……っ……進さん……」

「ん……んっ……んん……」

 口づけを繰り返しながら進さんの着ている服の裾を捲り上げ、隙間から手を差し入れる。脇腹をなぞるように指先を這わせてから薄い胸を撫でれば、進さんはくすぐったそうに身をよじった。

 胸の突起に親指の腹を押し当て、やわやわと刺激するとそこは次第に硬くなりはじめる。それを軽く押し潰すと進さんがびくっと体を震わせ、はぁ……と熱っぽい吐息を漏らした。

「ここ、気持ちいいですか……?」

「……うん……んっ……」

 進さんは恥ずかしそうに目を伏せながらも小さく頷く。その反応がもっと見たくて、今度は親指と人差し指で突起を摘み上げた。進さんの口からまた甘い声が漏れて、わずかに腰が浮くのが見て取れる。

「あっ、あ……っ」

「可愛いです、進さん……すごく可愛い……」

「ん……友沢……っ」

 首筋に顔を埋めると、くすぐったそうに身をよじった進さんが俺の頭をぎゅっと抱き寄せた。進さんの匂いが鼻腔いっぱいに広がって、それだけで頭がくらくらしそうになる。

「……っ……あ……」

「下、触りますね……嫌だったらやめるので言ってください」

 ズボンの上からそっと下肢に触れると、進さんは一瞬びくりと肩を震わせて息を詰めた。けれど驚いただけらしく嫌がる素振りは見せないため、そのまま緩やかに愛撫を続ける。

「んっ……あ……」

「よかった……感じてくれてるんですね」

 俺の手の中で進さんの自身が熱と硬度を増していく。それが嬉しくて、今度はズボンの中に手を入れようとしたのだが――

「あ……ま、待って……!」

 進さんが突然切羽詰まったような声を発す。何かまずいことをしただろうかと不安になって手を止めると、進さんは恥ずかしそうに目を伏せてか細い声でつぶやいた。

「えっと……僕だけ脱ぐのは恥ずかしいから、友沢も一緒に脱いでほしいな……」

 進さんは俺の着ているシャツに手をかけ、催促をするように裾を引っ張る。どこか幼いその仕種が可愛くて思わず頬が緩んでしまうのを自覚しつつ、俺は促されるまま着ているシャツを脱ぎ捨てた。

「……進さんのも、脱がせていいですか?」

「うん……」

 俺が問いかけると進さんは頬を染めながらこくりと頷く。それを合図に半脱ぎになっていた上半身の服を脱がせ、ズボンにも手をかけて下着と一緒にずり下ろした。

 わかっていたことではあったが、細身の進さんもちゃんと男の身体だった。張りのある胸筋にうっすらと肉のついた腹筋――腰回りは細いのだが、捕手なだけあって下肢は鍛えられており、とりわけ太腿はしなやかに引き締まっている。

「そんなに見られたら恥ずかしいよ……」

「あっ、すみません。つい……」

 俺の視線を受けた進さんはわずかに頬を染めて視線を逸らす。

 俺はそんな進さんの様子を見つめながら、自分も着ていた服の残りを脱いでベッドの下へと放り投げた。それから進さんの身体を抱き寄せて肌と肌を密着させる。

「ん……友沢の心臓、すごくどきどきしてる……」

「それは……そうですよ」

 好きな人が目の前にいて、しかも裸で抱き合っているのだから当然だろう。

 俺の鼓動が速くなっていることに気が付いた進さんは嬉しそうに目を細め、俺の胸に頬をすり寄せてくる。

「ねえ、僕も触っていい?」

「……どうぞ」

 俺が頷くと進さんは嬉しそうに表情をほころばせた。

 進さんの指先が脇腹を伝って下りていき、するりと下肢に滑り込んで内腿に触れる。そのままゆっくりと脚の付け根を撫でられると、ぞくぞくとした快感が背中を這い上がった。

「友沢のも……熱いね」

「そりゃあ、まあ……あ……っ」

 躊躇いがちに陰茎を握り込まれて思わず上擦った声が出てしまう。進さんはそんな俺の反応すら嬉しいらしく、熱っぽい吐息を零しながら俺のそれを見つめていた。

「友沢のこれ、可愛いね」

「……あまり嬉しくないですね」

「あっ、ごめんね。そういう意味じゃなくて……元気だなっていうか……」

 進さんは慌てたように手を引っ込めたが、まじまじと俺の陰茎を見つめては「やっぱり可愛いかも」と呟く。

「ね、僕のも……触ってくれる?」

 俺の首に腕を回した進さんが顔を近づけて甘えるように囁いた。俺が返事をするよりも先に身体を密着させてくるので、俺は言われたとおりに手を伸ばして進さんの陰茎を握り込む。

「んっ……」

 それはすっかりと勃ち上がっていて、軽く上下に擦ると更に硬さを増していった。先端からは先走りが溢れ出し、俺の手の動きに合わせてくちゅくちゅと粘着質な音が立つ。それが恥ずかしいのか、進さんは頬を赤らめながらぎゅっと目を閉じて俺の手の動きに身を委ねていた。

「あっ、ん……っ」

 進さんの唇から漏れる吐息は甘くて、その声をもっと聞きたくて手の動きを速めていく。それに比例するように陰茎の硬度が増していき、やがて限界を迎えたそれは白濁した体液を吐き出した。

「はぁ……っ……」

 達したことで脱力した進さんは俺の首に回していた腕を解き、ぐったりとベッドに横たわる。

「大丈夫ですか?」

「うん。気持ちよかった……」

 進さんの声は少し掠れていて、それが妙に艶めかしい。そんな声にすら興奮を覚えてしまう自分に呆れつつ、進さんが落ち着くまでしばらく柔らかな髪を撫でていた。

「あの……友沢」

「はい」

 俺が返事をすると進さんは恥ずかしそうに目を伏せる。それから意を決したかのように口を開いた。

「その……続き、しないのかなって……」

「続き、ですか?」

「うん……だって、僕だけ先にいっちゃったし……」

 恥ずかしそうに頬を赤らめながら進さんはもじもじと腿を擦り合わせる。

 続き、と言われて思わず進さんの下肢に視線を移す。達したばかりの性器の更に奥では、慎ましい窄まりが物欲しそうにひくついていた。

「あの、僕……友沢に抱いてほしいなと思ってて……その……準備もしてあるから……」

 ――準備。

 進さんのその言葉に、俺は再度進さんの下肢へと目を向ける。進さんが自分の指でここを――その光景を想像してしまい、無意識のうちにゴクリと生唾を飲み込んでいた。

「友沢のこと……気持ちよくしてあげたいな……」

「……っ」

 耳元で囁かれた言葉があまりに刺激的で思わず息を呑む。そんな俺をからかうように笑ったあと、進さんは俺の耳元にちゅっと音を立ててキスをした。

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